東光寺は北海道大空町女満別にある「真宗興正派」という浄土真宗の一宗派に属する寺院です。
南無阿弥陀仏のお念仏の教えを拠り所にし、その教えを通して、すべての人が心豊かに、一度きりの人生を精一杯歩んでいけることを目指しています。

お知らせ
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令和8年春季彼岸会
令和8年3月18日(水)~20日(金・祝)
各日午後1時より
法話:住職自役
※20日(金)は午前11時より物故者追弔法要を勤修します東光寺では、春分の日までの3日間、彼岸法要を勤めます。
安心ある日暮らしを送っていくために、お念仏のいわれをたずねる聞法の機会を大切にして参りましょう。
ぜひお誘い合わせの上、お参りください。なお、20日(金)は午前11時より令和7年度物故者追弔法要が勤修されます。物故者のご家族以外の方もお参り頂けます。
参詣の皆様には東光寺三宝の会より、御斎(おとき)が進上されますので、お召し上がり頂き、午後からのお彼岸法要にもお参りください。

ひと言法話
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根を養えば樹は自ら育つ
先日、某テレビ番組で特集されていたのですが、近頃「盆栽」が流行しているそうですね。日本のみならず、特にヨーロッパ圏を中心として、世界中で愛好家が増えており、ビジネス面でも規模が拡大しているようです。
某番組内では、盆栽を扱う新進気鋭の会社の代表が登場し、盆栽を紹介していましたが、今までの「オジさん趣味」的なイメージから、盆栽を見て「かっこいいな」と思えるようなアートとして、新たな価値観を提供することに成功していたように感じます。
私は盆栽にチャレンジしたことがありませんが、観葉植物好きの人間としては、非常に興味がそそられた放送でした。
その代表が言った、「盆栽は根が大事なのだ。見えない根をしっかりと育てるからこそ、目に見える幹の部分が美しくなるのだ」という言葉にうなずきました。
私の育てている観葉植物も全くその通りです。根がしっかり張っていれば、北海道の冬の寒さで葉っぱが全て落ちてしまっても、次の春には新しい葉がつき、元通りになります。
「見えないところこそ大切に育てねばならない」ということは、私たち人間そのものにも、当てはまる言葉でしょう。
どんなにお金をかけ、着飾ったとしても、自らの心根が育っていなければ、虚飾にすぎないでしょう。逆を言えば、何も飾らなくとも、心根の美しさは自然と表面に現れてくるように思います。今回のタイトルは、浄土真宗の僧侶であり、初等教育を大切にし、「いのちの教育」の実践者であった東井義雄先生が残された言葉です。私たちは土台となる「根」を養っていくなかで、その生き様や人間性が自然と育まれていくということでありましょう。
植物は、水と養分と温度によって根が育っていきますが、私たち人間は「根」を養うために教えが必要なのです。仏教は、我が身の在り方を深く見つめ、自分勝手な生き方を反省し、深い恩を知り、おかげさまと感謝できる心根を育てていく教えです。せっかく頂いた一度きりの人生です。仏さまの教えに耳を傾け、太く深い根を養っていきたいものです。

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