東光寺は「真宗興正派」という浄土真宗の一宗派に属する寺院です。
南無阿弥陀仏のお念仏の教えを拠り所にし、その教えを通して、すべての人が心豊かに、一度きりの人生を精一杯歩んでいけることを目指しています。

お知らせ
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令和7年秋季永代経・納骨堂法要のお知らせ
令和7年度の秋季永代経法要と納骨堂法要を次のとおり勤めます。
令和7年11月20日(木)午後1時〜
令和7年11月21日(金)午前10時〜
法話 住職自役1日目は本堂で法要を務めてから、納骨堂法要を行います。
2日目は納骨堂法要の後、本堂で法要を務めます。
開始時間が異なりますので、ご注意ください。先往く大切な方々を偲ぶ中で、南無阿弥陀仏のみ教えをたずね、いまを生きる私たちが、まことの拠り所を持っていくことができます。
私に届いている深い恩に気づき、報謝につとめて参りましょう。どうぞご参詣ください。

ひと言法話
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報恩講
今年も残す所2ヶ月少々となりました。来月11月は、私たち真宗門徒が大切にしている宗祖親鸞聖人報恩講が、京都の本山興正寺で厳修されます。
報恩講とは、親鸞聖人のご命日の法要です。言うなれば私たちが日頃お勤めする有縁の方の一周忌や三回忌などのご法事と同じです。親鸞聖人は旧暦の1262年11月28日がご命日と伝えられていますので、今年は764回忌のご法事ということになるでしょうか。
末寺では、本山での御正忌報恩講の日程から外して報恩講を勤めますので、東光寺では8月に勤めさせていただいたところです。さて、私たちがご法事を勤めることの意味は、先往く人を偲ぶ中で、仏縁に出遇ったことを喜び、私たちに残してくださった御恩に想いを致すことです。その中で、報謝の心を育み、この人生を喜び歩ませてもらうことが大切なのです。
ご法事は、今を生きる私たちのためにこそ勤められ、それは亡き人が残してくださった勝縁であると味わっていかねばならないでしょう。親鸞聖人の御命日法要である報恩講も、同じ事が言えます。自分がお念仏の御法に出遇えた喜びと、そのご縁を結んでくださった親鸞聖人の深い御恩に想いを致してゆく法要です。
しかし、よくよく省みると、恥ずかしながら、日々の仕事や生活に追われて慌ただしく過ごす中で、その御恩などすっかり忘れ、当たり前のように生きている自分がいます。
この度の本山報恩講では、式務員(お堂で勤行を務める役職)として、4日間お勤めさせていただきますので、改めて自分の姿勢を省みて、宗祖や先達の御恩を想いながら、心を込めて務めさせて頂きたいと思います。本山興正寺の報恩講は24日からYouTubeでライブ配信されます。ぜひオンラインでご参拝ください。
本山興正寺チャンネル – YouTube

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