北海道にも遅い春がやってきました。息子が所属している少年野球チームの活動もいよいよ本格始動です。
先週末から、練習試合が続いていましたが、四戦全勝と今までにないほど好調な滑り出しで、今シーズンは応援する側も力が入りそうです。
さて、スポーツは必ず勝ち負けの結果が生まれます。たとえ今は連勝していても、いずれ強豪チームに負けを喫する日が来るでしょう。長い目でみれば悔しく辛い思いをすることの方がきっと多いはずなのに、なぜスポーツをする人はいなくならないのでしょう。
それは言うまでも無く、スポーツには悔しさ以上の喜びや楽しさがあるからですね。
スポーツ(特にチームスポーツ)は独りでは行えません。チームメイト、相手、監督やコーチ、サポートしてくれるスタッフ、応援してくれる人、それ以外にも沢山の支えや協力があって成り立ちます。
このことは、世の中の全ての事物は、ただそれだけで存在しているのではなく、無数の縁によって繋がりあって初めて存在し得るという仏教の考え方に通じますね。
そのことに気付いてスポーツに取り組むと、その楽しさや喜びは一層深まってゆくようにも思いますし、取り組む姿勢も変わってくるかもしれません。
少年野球も同じ事が言えます。小学生には少々難しいかもしれませんが、ぜひ大切なことに気付いて欲しいと願います。そして、一層楽しく野球に取り組んで欲しいものです。